■しかし,カルバペネマーゼ産生菌による肺炎,血流感染/敗血症,複雑性尿路感染患者を対象として,CFDCと最適治療(Best Available Therapy:BAT)を比較したランダム化オープンラベル研究では,14日,28日,試験終了時の全原因死亡率はCFDC群で19/101(18.8%),25/101(24.8%),34/101(33.7%)であり,BAT群の6/49(12.2%),9/49(18.4%),9/49(18.4%)に比べ高いことが示された.ただしこれらの差は統計的に有意ではなかった.