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日本語版サンフォード感染症治療ガイド-アップデート版
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Acinetobacter 属(baumannii-calcoaceticus complex) (2026/06/23 更新) |
臨床状況
分類
第一選択
| 検査結果 |
関与する状況要因 |
推奨される処方 |
コメント |
| 喀痰中または無菌の部位でAcinetobacterが検出されたが,抗菌薬感受性結果が出ていない場合 |
地域の多剤耐性株検出率<10~15%で,軽症の場合には単剤治療が合理的 |
経験的治療 CFPM 2g静注8時間ごと,または MEPM 2g3時間以上かけて静注し8時間ごとに繰り返す,または ABPC/SBT (ABPC 6g/SBT 3g)4時間以上かけて静注し8時間ごとに繰り返す |
中等症~重症ならMINO 200mg静注/経口を追加 |
| 地域の多剤耐性/カルバペネム耐性株検出率が>10~15%で,中等症または重症感染の場合 |
経験的治療 Sulbactam/Durlobactam 1g/1g3時間以上かけて静注6時間ごと+IPM/CS 1g1時間以上かけて静注6時間ごと(望ましい),または Sulbactam/Durlobactamが使用できない場合: ABPC/SBT(ABPC 6g/SBT 3g)4時間以上かけて静注8時間ごと+MEPM 2g3時間以上かけて静注8時間ごと+PL-B 2.5mg/kg2時間以上かけて静注†,その後1.5mg/kg1時間以上かけて静注†12時間ごと |
ABPC/SBT+MINOはもうひとつの選択肢 |
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| 複数の抗菌薬に感性 |
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CFPMまたはMEPMまたはABPC/SBTまたはIPM/CS 0.5mg~1g静注6時間ごと(軽症の場合はより少ない用量で)による単剤治療 |
第2薬剤を追加,中等症~重症ならCPFX,LVFX,ST,MINO |
| 全セファロスポリン系薬,AZT,カルバペネム系薬に耐性で,ポリミキシン類には感性 |
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感染症専門医へのコンサルテーションが推奨される. 上記と同様に Sulbactam/Durlobactam+IPM/CS Sulbactam/Durlobactamが使用できない場合: 上記と同様に ABPC/SBT+MEPM+PL-B |
Sulbactam/Durlobactam RCT結果についてはLancet Infect DIs 23: 1072, 2023参照. ABPC/SBT+MINOはもうひとつの選択肢. |
| 臨床検査で,ポリミキシン類を含む全薬剤に耐性 |
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有効な治療は知られていない:感染症コンサルテーションが推奨される Sulbactam/Durlobactam+IPM/CS CFDC 2g3時間以上かけて静注8時間ごと+MINO 200mg静注/経口12時間ごとを考慮 |
コメント参照 |
†:日本にない剤形
第二選択
治療期間
コメント