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日本語版サンフォード感染症治療ガイド-アップデート版
ライム病-概説
(
2024/04/09 更新
)
概説
ライム病:ダニ媒介のスピロヘータ症で,病原菌としてもっとも多いのは
Borrelia bourgdorfeli
米国では,まれに
Borrelia mayonii
による症例がある(
Int J Syst Evol MIcrobiol 66: 4878, 2016
).
ライム病に関する文献:
米国感染症学会(IDSA),米国神経学会,米国リウマチ学会による2020年ライム病予防,診断,治療のための診療ガイドライン:
Neurology 96: 262, 2021
.
パネルによるライム病のレビュー:
Clin Infect Dis 72: 1, 2021
.
CDCの監視・統計データ
.
ダニ媒介性疾患-概説
(鑑別診断と画像)
重複感染の可能性のある病原体
Babesia microti
Anaplasma phagocytophilum
シカマダニウイルス
Borrelia miyamotoi
Ehrlichia
属 Wisconsin
【
日本の情報
】血清診断の問い合わせ先などについては国立感染症研究所「
ライム病とは
」を参照.全数報告対象(4類感染症)であり,診断した医師は直ちに最寄りの保健所に届け出なければならない(厚生労働省「
感染症法に基づく医師の届出について
」参照).
関連項目
診断方法の詳細については,
ライム病-診断
を参照
ライム病-曝露後予防
(流行地域でのダニ咬傷)
ライム病の臨床症候:
関節炎
早期,遊走性紅斑
心臓炎
髄膜炎/脳炎
顔面神経麻痺(ベル麻痺)
ライム病後症候群
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2024/04/08