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日本語版サンフォード感染症治療ガイド-アップデート版
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リルピビリン (2024/11/05 更新) |
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「サンフォード感染症治療ガイド」の中で推奨されている薬剤の適応および用量は,日本で認可されているものとは異なっている場合がありますので,薬剤選択を考慮する場合には,必ず日本での添付文書および最新安全性情報に基づいて行って下さい. |
Contents
1. 用法および用量
1. 使用
2. 成人用量
3. 小児用量
4. 腎障害時の用量調整
5. 肝障害時の用量調整
2. 副作用/妊娠時のリスク
3. 抗微生物スペクトラム
4. 薬理学
5. 酵素・トランスポーター媒介相互作用
6. 主要な薬物相互作用
1. 用法および用量
1. 使用
†:日本にない剤形
2. 成人用量
| 通常用量 |
25mg 24時間ごと食事とともに. |
3. 小児用量
| 用量(生後>28日) |
青少年≧12歳,体重≧35kg:25mg 24時間ごと |
| 最大/日 |
- |
4. 腎障害時の用量調整
| 半減期(時間)(腎機能正常) |
45~50 |
| 半減期(時間)(ESRD) |
データなし |
| 用量(腎機能正常) |
25mg経口24時間ごと |
| CrClまたはeGFR |
CrCl≧30:用量調整不要 CrCl<30:慎重に使用 |
| 血液透析 |
データなし |
| CAPD |
データなし |
| CRRT |
データなし |
| SLED |
データなし |
5. 肝障害時の用量調整
2. 副作用/妊娠時のリスク
副作用
妊娠時のリスク
3. 抗微生物スペクトラム
HIV
4. 薬理学
| 分類 |
非ヌクレオシド逆転写酵素阻害薬(NNRTI) |
| 剤形 |
25mg錠 |
| 食事に関する推奨1 |
錠:食事とともに |
| 経口吸収率(%) |
データなし |
| Tmax(時間) |
4~5 |
| 最高血清濃度2(μg/mL) |
0.1~0.2(25mg経口,SD) |
| 蛋白結合(%) |
99.7 |
| 分布容積3(Vd) |
152 L |
| 平均血清半減期4(T1/2, 時間) |
45~50 |
| 排泄(%) |
代謝 |
| 細胞内半減期(T1/2, 時間) |
データなし |
| 中枢神経系移行効果(CPE)5 |
データなし |
| 脳脊髄液/血液6(%) |
データなし |
| AUC7(μg・時間/mL) |
2.4(AUC 0-24) |
5. 酵素・トランスポーター媒介相互作用
| CYP450の基質 |
3A4 |
| トランスポーターの基質 |
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| CYP450の阻害 |
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| トランスポーターの阻害 |
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| CYP450誘導 |
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| トランスポーターの誘導 |
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| 血清中薬物濃度への影響 |
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血清中薬物濃度への影響は,当該抗微生物薬により影響を受ける併用薬の血清中濃度である.↑:上昇,↓:低下
6. 主要な薬物相互作用
| 薬剤 |
濃度への影響 |
推奨される対応 |
| 制酸薬(Al,Ca,Mg) |
RPV↓ |
投与間隔を4時間あける |
| アゾール系抗真菌薬 |
RPV↑ |
モニター |
| カルバマゼピン |
RPV↓ |
禁忌 |
| クラリスロマイシン |
RPV↑ |
併用を避ける |
| デキサメタゾン(長期) |
RPV↓ |
禁忌 |
| エリスロマイシン |
RPV↑ |
併用を避ける |
| H2受容体拮抗薬 |
RPV↓ |
H2受容体拮抗薬をRPVの12時間前,または4時間後に投与する |
| メサドン |
メサドン↓ |
モニター,用量調整 |
| 他の抗レトロウイルス薬 |
抗レトロウイルス薬間の薬物相互作用参照 |
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| Oxcarbazepine |
RPV↓ |
禁忌 |
| フェノバルビタール |
RPV↓ |
禁忌 |
| フェニトイン |
RPV↓ |
禁忌 |
| プロトンポンプ阻害薬 |
RPV↓ |
禁忌 |
| リファブチン |
RPV↓ |
RPVを50mg1日1回に増量 |
| リファンピシン |
RPV↓ |
禁忌 |
| Rifapentine |
RPV↓ |
禁忌 |
| セイヨウオトギリソウ |
RPV↓ |
禁忌 |
| Telithromycin |
RPV↑ |
併用を避ける |