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日本語版サンフォード感染症治療ガイド-アップデート版
Staphylococcus saprophyticus
(
2026/01/20 更新
)
臨床状況
単純性尿路感染症(まれには上部尿路感染症)で尿培養による本菌の分離がある.
S. saprophyticus
は,単純性尿路感染症の原因菌としては
E. coli
に次いで2番目に多い.
Novobiocinに耐性であり,この点で他のコアグラーゼ陰性菌と異なる.
分類
集塊をなすグラム陽性球菌
第一選択
ST
800/160mg経口1日2回・3日(下部尿路感染に対して)
第二選択
Nitrofurantoin
(Macrobid) 100mg経口1日2回・5日(下部尿路感染のみ)
LVFX
500mg経口1日1回・3日(コメント参照)
CEX
500mg経口1日4回,または
AMPC/CVA
875/125mg経口1日2回・7日
治療期間
上記処方参照.長期治療,たとえば7~10日が上部尿路感染には適応となる.
抗微生物薬適正使用
FOM
に耐性.
コメント
尿路感染症の治療に用いられるほとんどの薬剤に感受性.
NitrofurantoinにはMacrobid 100mg1日2回投与と,Macrodantin50~100mg1日4回投与という2種の製剤がある.前者の方が,1日2回投与であるため,はるかに好ましい.
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2026/01/19