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日本語版サンフォード感染症治療ガイド-アップデート版
Mycobacterium scrofulaceum
(
2026/03/17 更新
)
非結核性抗酸菌
臨床状況
水,土壌,埃の中で発見される環境中の微生物
非結核性抗酸菌による頸顔面部リンパ節炎のまれな原因菌
成人より小児に多い
外科的切除が第一選択治療であり,経口治療よりも有効である(
Clin Infect Dis 44: 1057, 2007
).
結核を除外すること.
肺感染の原因菌となるのはまれ:免疫不全患者では播種性病変を引き起こすことがある.
病原体
M. scrofulaceum
他の非結核性抗酸菌も同様な症状を引き起こし,こちらのほうが多くみられる.
第一選択
孤発性のリンパ節炎に対しては一般に化学療法は不要,外科的切除が望ましい:
J Oral Maxillofac Surg 80: 537, 2022
参照.
第二選択
抗菌薬治療を行う場合,経口処方は明確に定まっていないが,下記のようにマクロライド系薬1剤と,in vitroで活性のある他の薬剤1~2剤を用いる
CAM
+
EB
+
RFP
RBT
,
LZD
,
MFLX
もin vitroで活性があることがある
治療期間
抗菌薬治療を行うなら,12ヵ月治療
コメント
局所病変には外科的切除がもっとも有効;
Infect Dis (Lond) 51: 602, 2019
参照.
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2026/03/17