日本語版サンフォード感染症治療ガイド-アップデート版

Iodoquinol  (2024/08/27 更新)

Contents

1. 用法および用量
  1. 使用
  2. 成人用量
  3. 小児用量
  4. 腎障害時の用量調整
  5. 肝障害時の用量調整
2. 副作用
3. 薬理学
4. 主要な薬物相互作用
5. コメント

1. 用法および用量

 1. 使用

 2. 成人用量

赤痢アメーバによる無症候性胞子排出または下痢
650mg経口1日3回食後に投与・20日
大腸バランチジウムの第二選択薬
650mg経口1日3回食後に投与・20日
二核アメーバによる感染症の第一選択薬
650mg経口1日3回食後に投与・20日
ヒトブラストシスチスの第二選択薬
650mg経口1日3回食後に投与・20日

 3. 小児用量

用量(生後>28日)
40mg/kg/日(8時間ごとに分割)
最大650mg/回
最大/日

 4. 腎障害時の用量調整

データなし.腎疾患のある患者には使用しない.

 5. 肝障害時の用量調整

データなし.肝疾患のある患者には使用しない.

2. 副作用

3. 薬理学

PK/PD指標
データなし
剤形
650mg錠
食事に関する推奨(経口薬)1
錠:食事とともに
経口吸収率(%)
わずか
Tmax(時間)
データなし
最高血清濃度2(μg/mL)
データなし
最高尿中濃度(μg/mL)
データなし
蛋白結合(%)
データなし
分布容積3(Vd)
データなし
平均血清半減期4(T1/2,時間)
データなし
排泄
代謝,糞便
胆汁移行性5(%)
データなし
脳脊髄液/血液6(%)
データなし
治療が可能になるだけの脳脊髄移行性7
データなし
AUC9(μg・時間/mL)
データなし
  1. 注記のない場合は成人用経口製剤
  2. SD:単回投与後,SS:複数回投与後の定常状態
  3. V/F:(Vd)÷(経口生物学的利用能),Vss:定常状態におけるVd,Vss/F:(定常状態におけるVd)÷(経口生物学的利用能)
  4. CrCl>80 mL/分と想定
  5. (胆汁中の最高濃度)÷(血清中の最高濃度)×100
  6. 炎症時における脳脊髄液濃度
  7. 薬剤投与量と微生物の感受性に基づく判定.脳脊髄液濃度は理想ではMICの10倍以上必要
  8. AUC:血漿中濃度-時間曲線下面積 area under the drug concentration-time curve.0~inf=AUC0-inf,0~x時間=AUC0-x

4. 主要な薬物相互作用

データなし

5. コメント

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2024/08/26