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日本語版サンフォード感染症治療ガイド-アップデート版
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チニダゾール (2025/01/28 更新) |
「サンフォード感染症治療ガイド」の中で推奨されている薬剤の適応および用量は,日本で認可されているものとは異なっている場合がありますので,薬剤選択を考慮する場合には,必ず日本での添付文書および最新安全性情報に基づいて行って下さい. |
Contents
1. 用法および用量
1. 使用
2. 成人用量
3. 小児用量
4. 腎障害時の用量調整
5. 肝障害時の用量調整
2. 副作用/妊娠時のリスク
3. 抗微生物スペクトラム
4. 薬理学
5. 酵素・トランスポーター媒介相互作用
6. 主要な薬物相互作用
7. コメント
1. 用法および用量
1. 使用
2. 成人用量
アメーバ症,腸管 |
2g経口1日1回・3日 |
アメーバ症,肝膿瘍 |
2g経口1日1回・5日 |
ジアルジア症 |
2g経口・1回 |
トリコモナス症 |
2g経口・1回.同時にセックスパートナーも治療 |
細菌性膣症 |
2g経口1日1回・2日,または1g1日1回・5日 |
3. 小児用量
|
用量(生後>28日) |
最大/日 |
ジアルジア症 |
年齢>3歳:50mg/kg・1回 |
2g |
アメーバ症,肝膿瘍 |
年齢>3歳:50mg/kg24時間ごと・3~5日 |
2g |
アメーバ症,腸 |
年齢>3歳:50mg/kg24時間ごと・3日 |
2g |
4. 腎障害時の用量調整
半減期(時間)(腎機能正常) |
13 |
半減期(時間)(ESRD) |
データなし |
用量(腎機能正常) |
2g経口24時間ごと・1~5日 |
CrClまたはeGFR |
腎障害時の用量調整不要 |
血液透析 |
用量調整不要(透析前投与があれば透析後に1g追加) |
CAPD |
データなし |
CRRT |
データなし |
SLED |
データなし |
5. 肝障害時の用量調整
2. 副作用/妊娠時のリスク
副作用
妊娠時のリスク
3. 抗微生物スペクトラム
4. 薬理学
PK/PD指標 |
データなし |
剤形 |
錠剤(250mg,500mg) |
食事時に関する推奨(経口薬)1 |
食事とともに服用 |
経口吸収率(%) |
48 |
Tmax(時間) |
1.6 |
最高血清濃度2(μg/mL) |
48(2g経口,SD) |
最高尿中濃度(μg/mL) |
データなし |
蛋白結合(%) |
12 |
分布容積3(Vd) |
50 L |
平均血清半減期4(T1/2, 時間) |
13 |
排泄 |
代謝,腎 |
胆汁移行性5(%) |
データなし |
脳脊髄液/血液6(%) |
データなし |
治療が可能になるだけの脳脊髄液移行性7 |
データなし |
AUC8(μg・時間/mL) |
902(2g経口,0~inf) |
5. 酵素・トランスポーター媒介相互作用
CYP450の基質 |
3A4 |
トランスポーターの基質 |
|
CYP450の阻害 |
|
トランスポーターの阻害 |
|
CYP450誘導 |
|
トランスポーターの誘導 |
|
血清中薬物濃度への影響 |
血清中薬物濃度への影響とは,当該抗微生物薬により影響を受ける併用薬の血清中濃度についてのことである.↑:上昇,↓:低下
6. 主要な薬物相互作用
薬剤 |
濃度への影響(その他) |
推奨される対応 |
アルコール |
ジスルフィラム様反応 |
併用を避ける |
シクロスポリン* |
シクロスポリン↑ |
モニター |
コレスチラミン* |
チニダゾール↓ |
重ならないように投与 |
ジスルフィラム* |
精神障害 |
モニター |
フルオロウラシル* |
フルオロウラシル↑ |
モニター |
リチウム* |
リチウム↑ |
モニター |
タクロリムス* |
タクロリムス↑ |
モニター |
ワルファリン |
INR↑ |
モニター;用量調整 |
*:MNZでの報告,現在までのところチニダゾールでは報告なし
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