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日本語版サンフォード感染症治療ガイド-アップデート版
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Tafenoquine (2025/01/28 更新) |
Contents
1. 用法および用量
1. 使用
2. 成人用量
3. 小児用量
4. 腎障害時の用量調整
5. 肝障害時の用量調整
2. 副作用/妊娠時のリスク
3. 抗微生物スペクトラム
4. 薬理学
5. 酵素・トランスポーター媒介相互作用
6. 主要な薬物相互作用
1. 用法および用量
1. 使用
2. 成人用量
3. 小児用量
| 用量(生後>28日) |
16歳未満の小児患者での安全性および有効性は確立していない. 16歳未満の小児を対象とした初期臨床試験データ(Lancet Child Adolesc Health 6: 86, 2022) |
| 最大/日 |
- |
4. 腎障害時の用量調整
| 半減期(時間)(腎機能正常) |
15日(終末相) |
| 半減期(時間)(ESRD) |
データなし |
| 用量(腎機能正常) |
適応により異なる |
| CrClまたはeGFR |
データなし |
| 血液透析 |
データなし |
| CAPD |
データなし |
| CRRT |
データなし |
| SLED |
データなし |
5. 肝障害時の用量調整
2. 副作用/妊娠時のリスク
副作用
妊娠時のリスク
3. 抗微生物スペクトラム
4. 薬理学
| PK/PD指標 |
データなし |
| 剤形 |
錠剤(100mg,150mg) |
| 食事に関する推奨(経口薬)1 |
錠:食事とともに |
| 経口吸収率(%) |
データなし |
| Tmax(時間) |
12~15 |
| 最高血清濃度2(μg/mL) |
0.15(200mg経口, SD) |
| 最高尿中濃度(μg/mL) |
データなし |
| 蛋白結合(%) |
>99.5 |
| 分布容積3(Vd) |
1600~2500 L |
| 平均血清半減期4(T1/2,時間) |
約15日(終末期) |
| 排泄 |
代謝はゆっくり |
| 胆汁移行性5(%) |
データなし |
| 脳脊髄液/血液6(%) |
データなし |
| 治療が可能になるだけの脳脊髄液移行性7 |
データなし |
| AUC8(μg・時間/mL) |
70(200mg経口,0~inf) |
5. 酵素・トランスポーター媒介相互作用
| CYP450の基質 |
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| トランスポーターの基質 |
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| CYP450の阻害 |
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| トランスポーターの阻害 |
OCT,MATE1,MATE2K |
| CYP450誘導 |
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| トランスポーターの誘導 |
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| 血清中薬物濃度への影響 |
↑ |
血清中薬物濃度への影響とは,当該抗微生物薬により影響を受ける併用薬の血清中濃度についてのことである.↑:上昇,↓:低下
6. 主要な薬物相互作用
| 薬剤 |
濃度への影響 |
推奨される対応 |
| Dofetilide |
Dofetilide↑ |
モニター,用量調整 |
| メトホルミン |
メトホルミン↑ |
モニター,用量調整 |