日本語版サンフォード感染症治療ガイド-アップデート版

Enterococcus  (2018/12/31 更新)


分類

  • グラム陽性球菌,双球状またはレンサ状球菌
  • E. faecalisは,VCM耐性(VRE),SM(MIC>2000μg/mL)またはGM(MIC>500μg/mL)に高度耐性であることが多い.
  • ペニシリン耐性はまれ.耐性の場合,機序はペニシリナーゼの産生,または薬剤標的であるペニシリン結合蛋白の変異のいずれかである可能性が高い.
  • E. faeciumはペニシリン系薬,アミノグリコシド系薬,およびVCMに耐性であることが多い.感染症専門家へのコンサルテーションが必須!
  • E. faecium株におけるβラクタム耐性はほとんど普遍的である.同時にアミノグリコシド系薬,VCMに対しても耐性のことが多い.
ライフサイエンス出版株式会社 © 2011-2024 Life Science Publishing↑ page top
2018/12/10