日本語版サンフォード感染症治療ガイド-アップデート版 |
髄膜炎菌,ACWYワクチン (2024/02/20 更新) |
ワクチン接種の適応
商品名 (製造元) |
ワクチン (タイプ,CDC略語) |
年齢 |
用量, 経路 |
初回接種 スケジュール |
第1回 追加接種 |
その後の 追加接種 |
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標準 コース |
短縮 コース |
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Menveo1(グラクソ・スミスクライン) |
髄膜炎菌オリゴ糖ジフテリアCRM197結合型(MenACWV-CRM) |
≧2歳 |
0.5mL 筋注 |
1回接種(無脾,補体欠損,HIV感染者および免疫不全では,8週あけて2回) |
なし |
リスクが長期化している場合(海外渡航2または免疫不全)は,第1回接種の5年後に1回(年齢<7歳なら,第1回の3年後) |
リスクが長期化している場合(海外渡航または免疫不全)は,第1回追加接種の5年後に1回追加接種,その後5年ごとに1回(年齢<7歳なら,最終追加接種の3年後) |
メンクアッドフィ (サノフィ Pasteur) |
髄膜炎菌多糖破傷風トキソイド結合型(MenACWY-TT) |
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年齢13歳以上:何らかの髄膜炎菌結合型ワクチン(A,C,W,Y型)の以前の接種から3年以上 |
年齢13歳以上:何らかの髄膜炎菌結合型ワクチン(A,C,W,Y型)の以前の接種から3年以上 |
Penbraya(ファイザー) |
髄膜炎菌A,B,C,W,Y群ワクチン(Men ABCWY-TT/MenB-FGbp) |
健常者:16~23歳(通常コース) MenBハイリスク:10歳以上の人 |
0.5mL 筋注 |
対象となる人は,MenACWYおよびMenBワクチン3の代替として,Penbraya1回接種を受けてもよい |
なし |
髄膜炎菌B群ワクチン参照 |
2022年,Menactraが完全に生産中止となり,サノフィから供給される唯一の四価ワクチンとしてメンクアッドフィが完全に取って代わった.Menveo(グラクソ・スミスクライン)は生後2ヵ月~55歳に承認されているが,それ以上の高齢者にも適応外処方されることがある.
商品名 (製造元) |
開始1の年齢 |
用量,経路 |
初回接種スケジュール |
追加接種 |
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標準コース |
短縮コース |
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Menveo(グラクソ・スミスクライン) |
2ヵ月 |
0.5mL |
4回接種:生後2,4,6,12ヵ月で1回ずつ |
少なくとも4週あけて3回接種し,生後12~18ヵ月に第4回接種 |
- |
3~6ヵ月 |
生後3~6ヵ月で第1回:3~4回でコース終了(2回[適応があれば3回]を前回接種の≧8週以後,生後≧7ヵ月で1回接種するまでに接種し,その後12週以上あけて生後12ヵ月以後で1回接種 |
- |
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7~23ヵ月 |
2回接種,少なくとも12週あけて(第2回は生後12ヵ月以後に接種) |
2回接種.少なくとも4週あけて(第2回を生後<12ヵ月で接種したなら,生後≧12ヵ月で初回接種スケジュールに従って追加接種1回) |
商品名 (製造元) |
開始の年齢 |
用量,経路 |
初回接種スケジュール |
第1回 追加接種 |
その後の 追加接種 |
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標準コース |
短縮コース |
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Menveoまたはメンクアッドフィ |
11~12歳1 |
0.5mL筋注 |
1回接種 |
- |
16歳で1回 |
なし |
13~15歳 |
16~18歳で1回(前回接種から少なくとも8週後) |
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16~21歳2 |
なし |
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Penbraya (ファイザー) |
10~25歳(FDAが承認している年齢) |
0.5mL筋注 |
対象となる人は,MenACWYおよびMenBワクチン3の代替として,Penbraya1回接種を受けてもよい |
髄膜炎菌B群ワクチン参照 |
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有効性,予防効果持続期間/
選択,互換性
毒性
特に注意が必要な対象
血清検査
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