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日本語版サンフォード感染症治療ガイド-アップデート版
肝硬変および静脈瘤出血
(
2025/10/28 更新
)
臨床状況
活動性静脈瘤出血を伴う肝硬変患者(±腹水)における特発性細菌性腹膜炎(SBP)の予防.
病原体
消化管常在菌叢
第一選択
CTRX
1g静注24時間ごと・最長7日
第二選択
CPFX
400mg静注12時間ごとまたは500mg経口1日2回・5~7日
治療期間/抗微生物薬適正使用
治療期間
上記処方参照
抗微生物薬適正使用
特発性細菌性腹膜炎が発症しなければ,長期予防は適応とならない.
コメント
2021年AASLD(米国肝臓学会)ガイドライン(
Hepatology 74: 1014, 2021
).
消化管出血を伴う肝硬変患者(±腹水)に対する短期の予防的抗菌薬投与により細菌感染率が減少し,生命予後が改善した(
Clin Gastroenterol Hepatol 14: 1629, 2016
).
Child-Pugh分類BおよびCでは,分類Aよりも感染および死亡のリスクが大きい(
Clin Gastroenterol Hepatol 13: 1189, 2015
).
先行する抗菌薬治療と予防処置は多剤耐性グラム陰性菌感染と関連する(
Hepatology 63: 2019, 2016
).
プロトンポンプ阻害薬による長期治療とSBPの予防は,その後の感染のリスク因子である(
Clin Gastroenterol Hepatol 13: 753, 2015
).
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2025/10/28