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日本語版サンフォード感染症治療ガイド-アップデート版
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パロモマイシン (2025/01/14 更新) |
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「サンフォード感染症治療ガイド」の中で推奨されている薬剤の適応および用量は,日本で認可されているものとは異なっている場合がありますので,薬剤選択を考慮する場合には,必ず日本での添付文書および最新安全性情報に基づいて行って下さい. |
Contents
1. 用法および用量
1. 使用
2. 成人用量
3. 小児用量
4. 腎障害時の用量調整
5. 肝障害時の用量調整
2. 副作用/妊娠時のリスク
3. 抗微生物スペクトラム
4. 薬理学
5. 主要な薬物相互作用
6. コメント
1. 用法および用量
1. 使用
†:日本にない製剤
2. 成人用量
| 赤痢アメーバ* |
25~35mg/kg/日経口3回に分割・7日 |
| 二核アメーバ感染 |
同上 |
| Giardia duodenalis(第二選択) |
10mg/kg経口1日3回・5~10日 |
*無症候性嚢子(シスト)排出者,またはトロフォゾイドによる侵襲性疾患治療後の内腔シスト根絶に用いられる
3. 小児用量
| 用量(生後>28日) |
赤痢アメーバ,二核アメーバ:25~35mg/kg/日(8時間ごとに分割)・7日 Giardia duodenalis:30mg/kg(8時間ごとに分割)・5~10日 |
| 最大/日 |
- |
4. 腎障害時の用量調整
| 半減期(時間)(腎機能正常) |
2~3 |
| 半減期(時間)(ESRD) |
データなし |
| 用量(腎機能正常) |
適応により異なる |
| CrClまたはeGFR |
腎障害時の用量調整不要 |
| 血液透析 |
データなし |
| CAPD |
データなし |
| CRRT |
データなし |
| SLED |
データなし |
5. 肝障害時の用量調整
なし
2. 副作用/妊娠時のリスク
副作用
妊娠時のリスク
3. 抗微生物スペクトラム
4. 薬理学
| PK/PD指標 |
データなし |
| 剤形 |
カプセル(250mg) |
| 食事に関する推奨(経口薬)1 |
食事とともに服用 |
| 経口吸収率(%) |
ほとんどない |
| Tmax(時間) |
データなし |
| 最高血清濃度2(μg/mL) |
データなし |
| 最高尿中濃度(μg/mL) |
データなし |
| 蛋白結合(%) |
データなし |
| 分布容積3(Vd) |
データなし |
| 平均血清半減期4(T1/2, 時間) |
2~3 |
| 排泄 |
糞便 |
| 胆汁移行性5(%) |
データなし |
| 脳脊髄液/血液6(%) |
データなし |
| 治療が可能になるだけの脳脊髄液移行性7 |
データなし |
| AUC8(μg・時間/mL) |
データなし |
5. 主要な薬物相互作用
報告なし
6. コメント