日本語版サンフォード感染症治療ガイド-アップデート版

Ceftobiprole medocaril  (2024/12/03 更新)

Contents

1. 用法および用量
  1. 使用
  2. 成人用量
  3. 小児用量
  4. 腎障害時の用量調整
  5. その他の用量調整
2. 副作用/妊娠時のリスク
3. 薬理学
4. 酵素・トランスポーター媒介相互作用
5. 主要な薬物相互作用

1. 用法および用量

 1. 使用

 2. 成人用量

 3. 小児用量

用量(生後>28日)
CAP,eGFR≧50mL/分/1.73m²
生後3ヵ月~<12歳:20mg/kg (最大667mg)8時間ごと・7~14日
年齢12歳~<18歳:13.3mg/kg (最大667mg)8時間ごと・7~14日
CAP,eGFR<50mL/分/1.73m²
年齢2歳~<6歳 (eGFRによる):
30~<50:13.3mg/kg12時間ごと (最大667mg)
15~<30:13.3mg/kg24時間ごと (最大333mg)
<15:データなし
年齢6歳~<12歳 (eGFRによる):
30~<50:10mg/kg (最大667mg)12時間ごと
15~<30:10mg/kg (最大333mg)24時間ごと
<15:データなし
年齢12歳~<18歳 (eGFRによる):
30~<50:10mg/kg (最大667mg)12時間ごと
15~<30:10mg/kg (最大333mg)12時間ごと
<15:データなし
最大/日

 4. 腎障害時の用量調整

半減期(時間)(腎機能正常)
3.3
半減期(時間)(ESRD)
21
用量(腎機能正常)
667mg静注8時間ごと
CrClまたはeGFR
CrCl>150:667mg6時間ごと
CrCl≧50~150:用量調整不要
CrCl 30~<50:
SAB:667mg8時間ごと・ 第1~8日,その後12時間ごと
ABSSSI,CAP:667mg12時間ごと
CrCl 15~<30:
SAB:333mg8時間ごと・第1~8日,その後12時間ごと
ABSSSI,CAP:333mg12時間ごと
CrCl <15:333mg24時間ごと
血液透析
333mg24時間ごと(透析日に透析後投与)
CAPD
データなし
CRRT
データなし
SLED
データなし

 5. その他の用量調整

2. 副作用/妊娠時のリスク

副作用

妊娠時のリスク

3. 薬理学

PK/PD指標
Time above MIC
剤形
静注剤
食事関する推奨(経口薬)1

経口吸収率(%)

Tmax(時間)

最高血清濃度2(μg/mL)
33.0(500mg静注8時間ごと,SS)
最高尿中濃度(μg/mL)
データなし
蛋白結合(%)
16
分布容積3(Vd)
18 L(Vss)
平均血清半減期4(T1/2, 時間)
3.3
排泄(%)
腎排泄
胆汁移行性5(%)
データなし
脳脊髄液/血液6(%)
12%(濃度1.2μg/mL)
Heliyon 10: e27285, 2024
治療が可能になるだけの脳脊髄移行性7
可能性あり
AUC8(μg・時間/mL)
102(SS,0~8時間)
  1. 注記のない場合は成人用経口製剤
  2. SD:単回投与後,SS:複数回投与後の定常状態
  3. V/F:(Vd)÷(経口生物学的利用能),Vss:定常状態におけるVd,Vss/F:(定常状態におけるVd)÷(経口生物学的利用能)
  4. CrCl>80 mL/分と想定
  5. (胆汁中の最高濃度)÷(血清中の最高濃度)×100
  6. 炎症時における脳脊髄液濃度
  7. 薬剤投与量と微生物の感受性に基づく判定.脳脊髄液濃度は理想ではMICの10倍以上必要
  8. AUC:血中濃度-時間曲線下面積 area under the drug concentration-time curve.0~inf=AUC0-inf,0~x時間=AUC0-x

4. 酵素・トランスポーター媒介相互作用

CYP450の基質
  
トランスポーターの基質
  
CYP450の阻害
  
トランスポーターの阻害
OATP1B1,OATP1B3
CYP450誘導

トランスポーターの誘導

血清中薬物濃度への影響

血清中薬物濃度への影響は,当該抗微生物薬により影響を受ける併用薬の血清中濃度である.↑:上昇,↓:低下,空白:薬物への影響なし

5. 主要な薬物相互作用

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2024/12/02