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日本語版サンフォード感染症治療ガイド-アップデート版
Orf,伝染性膿痂疹
(
2025/03/18 更新
)
臨床状況
伝染性膿疱性皮膚炎ウイルス,感染性口唇皮膚炎,アザミ病(thistle disease),痂皮口(scabby mouth)としても知られている
ウイルス性膿痂疹で深い潰瘍が形成されたものを膿瘡と呼ぶ.
ウイルスとの接触部位における局所的な皮膚結節,典型的には指先,手,前腕,顔面など
初発病変は固く,赤から青紫を呈して結節となる,結節は潰瘍化しカサブタで覆われる
典型的にはヤギ,ヒツジといった動物との接触で感染する.他の動物(たとえば,イヌ,ネコ,ウマ,ラクダ,畜牛)の感染もある.
病原体
オルフウイルス(ORFV,パラポックスウイルス)
第一選択
自然に治癒する疾患であり,治療の必要はない
免疫不全患者は局所治療(下記)を必要とすることがある.液体窒素が有効なことがある.
第二選択
Cidofovir
または
イミキモド
を局所投与した事例報告がある
コメント
参考文献:
MMWR Morb Mortal Wkly Rep 61: 245, 2012
;
Vet Dermatol 25: 341, 2014
.総説:
Res Rep Trop Med 12: 153, 2021
.
ポックスウイルスに関する優れた総説:
Infect Genet Evol 21: 15, 2014
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2025/03/17