日本語版サンフォード感染症治療ガイド-アップデート版

出血性熱性ウイルス-腎症候群を伴うもの  (2025/12/09 更新)
ラッサ,ベネズエラ,韓国,サビア,アルゼンチン,ボリビア出血熱,フニンウイルス,マチュポウイルス


臨床状況

  • 腎症候群を伴うウイルス性の出血熱
  • ラッサ,ベネズエラ,韓国,サビア,アルゼンチン,ボリビア出血熱,フニンウイルス,マチュポウイルス

病原体

  • ラッサ,ベネズエラ,韓国,サビア,アルゼンチン,ボリビア出血熱,フニンウイルス,マチュポウイルス

第一選択

  • ラッサ熱(WHO推奨)
  • リバビリン 初回30mg/kg経口,その後15mg/kg6時間ごと・4日,その後7.5mg/kg/日・6日
  • リバビリンは上記の他の病原体には無効.

第二選択

  • なし

コメント

  • ラッサ熱でのリバビリン使用を支持するデータの質に関する論争がある(Emerg Infect Dis 28: 1559, 2022).ラッサ熱に対してリバビリンを使用する場合には,AST上昇がみられる患者で予後がもっとも良い(Int J ID 87: 15, 2019).
  • 毒性は低く,溶血の報告があるが,投与を中止すれば改善する.
  • 白血球数,血小板数,肝・腎機能に有意な変化はない.
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2025/12/08