日本語版サンフォード感染症治療ガイド-アップデート版

Secnidazole  (2024/11/05 更新)

Contents

1. 用法および用量
  1. 使用
  2. 成人用量
  3. 小児用量
  4. 腎障害時の用量調整
  5. 肝障害時の用量調整
2. 副作用/妊娠時のリスク
3. 抗微生物スペクトラム
4. 薬理学
5. 主要な薬物相互作用

1. 用法および用量

 1. 使用

 2. 成人用量

 3. 小児用量

用量(生後>28日)
年齢≧12歳:2g経口1回
最大/日
2g

 4. 腎障害時の用量調整

半減期(時間)(腎機能正常)
17
半減期(時間)(ESRD)
データなし
用量(腎機能正常)
2g1回
CrClまたはeGFR
腎障害時の用量調整不要
血液透析
データなし
CAPD
データなし
CRRT
データなし
SLED
データなし

 5. 肝障害時の用量調整

2. 副作用/妊娠時のリスク

副作用

妊娠時のリスク

3. 抗微生物スペクトラム

4. 薬理学

PK/PD指標
データなし
剤形
経口顆粒(1包2g)
食事に関する推奨(経口薬)1
顆粒:食事の影響を受けない
経口吸収率(%)
データなし
Tmax(時間)
4
最高血清濃度2(μg/mL)
45.4(2g経口, SD)
最高尿中濃度(μg/mL)
データなし
蛋白結合(%)
<5
分布容積3(Vd)
42L
平均血清半減期4(T1/2, 時間)
17
排泄
代謝
胆汁排泄5(%)
データなし
脳脊髄液/血液6(%)
データなし
治療が可能になるだけの脳脊髄移行性7
データなし
AUC8(μg・時間/mL)
1131.6(2g経口,0~inf)
  1. 注記のない場合は成人用経口製剤
  2. SD:単回投与後,SS:複数回投与後の定常状態
  3. V/F:(Vd)÷(経口生物学的利用能),Vss:定常状態におけるVd,Vss/F:(定常状態におけるVd)÷(経口生物学的利用能)
  4. CrCl>80 mL/分と想定
  5. (胆汁中の最高濃度)÷(血清中の最高血清濃度)×100
  6. 炎症時における脳脊髄液濃度
  7. 薬剤投与量と微生物の感受性に基づく判定.脳脊髄液濃度は理想ではMICの10倍以上必要
  8. AUC:血漿中濃度-時間曲線下面積 area under the drug concentration-time curve.0~inf=AUC0-inf,0~x時間=AUC0-x

5. 主要な薬物相互作用

薬剤
濃度への影響(その他)
推奨される対応
エタノール
消化器症状,めまい,頭痛
併用を避ける
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2024/11/05