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日本語版サンフォード感染症治療ガイド-アップデート版
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Flucloxacillin (2025/02/25 更新) |
Contents
1. 用法および用量
1. 使用
2. 成人用量
3. 小児用量
4. 腎障害時の用量調整
5. 肝障害時の用量調整
2. 副作用/妊娠時のリスク
3. 抗微生物スペクトラム
4. 薬理学
5. 酵素・トランスポーター媒介相互作用
6. 主要な薬物相互作用
1. 用法および用量
1. 使用
2. 成人用量
通常用量 |
経口:250~500mg経口6時間ごと 静注:1~2g静注4~6時間ごと |
3. 小児用量
用量(生後>28日) |
年齢<2歳:(62.5mg経口または62.5~125mg静注)6時間ごと 年齢2~10歳:(125mg経口または125~250mg静注)6時間ごと |
最大/日 |
- |
4. 腎障害時の用量調整
半減期(時間)(腎機能正常) |
0.75 |
半減期(時間)(ESRD) |
データなし |
用量(腎機能正常) |
250~500mg経口6時間ごと 1~2g静注4~6時間ごと |
CrClまたはeGFR |
用量についての推奨はない CrCl<10mL/分なら50%減量を考慮 |
血液透析 |
データなし(血液透析により大幅に除去されることはない) |
CAPD |
データなし |
CRRT |
データなし |
SLED |
データなし |
5. 肝障害時の用量調整
2. 副作用/妊娠時のリスク
3. 抗微生物スペクトラム
4. 薬理学
PK/PD指標 |
Time above MIC |
剤形 |
カプセル:250mg,500mg 経口シロップ:125mg/5mL, 250mg/5mL 注射剤 |
食事に関する推奨(経口薬)1 |
カプセル:食事なしで服用 |
経口吸収率(%) |
50 |
Tmax(時間) |
経口:1 |
最高血清濃度2(μg/mL) |
10(250mg経口 SD) |
最高尿中濃度(μg/mL) |
データなし |
蛋白結合(%) |
95 |
分布容積3(Vd) |
データなし |
平均血清半減期4(T1/2, 時間) |
0.75 |
排泄 |
腎 |
胆汁移行性5(%) |
データなし |
脳脊髄液/血液6(%) |
データなし |
治療が可能になるだけの脳脊髄液移行性7 |
データなし |
AUC8(μg・時間/mL) |
データなし |
5. 酵素・トランスポーター媒介相互作用
薬剤がCYP450の基質となる |
- |
薬剤がトランスポーターの基質となる |
- |
薬剤がUGTの基質となる |
- |
薬剤がCYP450を阻害 |
- |
薬剤がトランスポーターを阻害 |
- |
薬剤がUGTを阻害 |
- |
薬剤がCYP450を誘導 |
CYP3A4? |
薬剤がトランスポーターを誘導 |
PGP? |
薬剤がUGTを誘導 |
- |
血清中薬物濃度への影響 |
↓ |
血清中薬物濃度への影響とは,当該抗微生物薬により影響を受ける併用薬の血清中濃度のことをいう.↑:上昇,↓:低下
6. 主要な薬物相互作用
薬剤 |
濃度への影響 |
推奨される対応 |
イサブコナゾール |
イサブコナゾール↓ |
モニター,用量調整 (Eur J Clin Microbiol Infect Dis 41: 153, 2022) |
ポサコナゾール |
ポサコナゾール↓ |
モニター,用量調整 (J Antimicrob Chemother 78: 1471, 2023) |
プロベネシド |
Flucloxacillin↑ |
モニター,用量調整 |
タクロリムス |
タクロリムス↓ |
モニター,用量調整 (Eur J Clin Pharmacol 76: 1667, 2020) |
ボリコナゾール |
ボリコナゾール↓ |
モニター,用量調整 (Antimicrob Agents Chemother 61: e00915, 2017) |
ワルファリン |
ワルファリン↓ |
INRをモニター,用量調整(Intern Med J 48: 860, 2018) |