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日本語版サンフォード感染症治療ガイド-アップデート版
バンコマイシンの脱感作
(
2020/8/25 更新
)
概説
バンコマイシン5段階迅速脱感作プロトコール.
どの段階も繰り返す必要がなければ,4時間以内で完了できる.
文献:
Ann Pharmacother 35: 1458, 2001
;
Ann Intern Med 100: 157, 1984
.
迅速脱感作が成功しなければ,ゆっくりとした脱感作を考慮する:
Ann Intern Med 150: 2197, 1990
.
方法
5種類のバンコマイシン注射液を用意する.
標準希釈液:500mgを5%ブドウ糖液250mLまたは生食(2mg/mL)に希釈.これが注射液#5となる.
注射液#4:10mLの注射液#5を希釈して100mLにする(約0.2mg/mL)
注射液#3:10mLの注射液#4を希釈して100mLにする(約0.02mg/mL)
注射液#2:10mLの注射液#3を希釈して100mLにする(約0.002mg/mL)
注射液#1:10mLの注射液#2を希釈して100mLにする(約0.0002mg/mL)
静注前投与:ジフェンヒドラミン50mg,ヒドロコルチゾン50mg(6時間ごとに繰り返す)
注射液#1を0.5mL/分で開始する.忍容性があるかぎり5分ごとに0.5mL/分増加させ,最大注入率5mL/分とする.それぞれの注射液投与が成功したら次の注射液に進む.
注入中に掻痒感,血圧低下,発疹,呼吸困難が現れたら注入を中止し,前段階で忍容性のあった注射液を,忍容性のあった最大注入率で注入.どの希釈濃度でも3回まで繰り返す.
注射液#5の注入が終了したら,ただちにバンコマイシンの目標フルドーズを2時間以上かけて投与.各投与前にジフェンヒドラミン50mg静注を考慮する.
ステップ
希釈
バンコマイシン投与量(mg)
薬液濃度(mg/mL)
1
1:10,000
0.02
0.0002
2
1:1,000
0.2
0.002
3
1:100
2
0.02
4
1:10
20
0.2
5
標準
500
2
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2020/08/20