日本語版サンフォード感染症治療ガイド-アップデート版

Dasabuvir  (2015/4/28 更新)

Contents

1. 用法および用量
  1. 使用
  2. 成人用量
  3. 小児用量
  4. 腎障害時の用量調整
  5. 肝障害時の用量調整
2. 副作用
3. 抗微生物スペクトラム
4. 薬理学
5. 主要な薬物相互作用

1. 用法および用量

 1. 使用

 2. 成人用量

 3. 小児用量

 4. 腎障害時の用量調整

 5. 肝障害時の用量調整

2. 副作用

3. 抗微生物スペクトラム

4. 薬理学

薬効分類
非ヌクレオシドNS5b RNAポリメラーゼ阻害薬
PK/PD指標
データなし
剤形
250mg錠(合剤の1部)
通常成人用量
250mg経口12時間ごと
FDAの妊娠危険区分
B
経口剤の投与のタイミング1
食事とともに服用
経口吸収率2(%)
データなし
最高血清濃度3(μg/mL)
0.03~3.1(10~1200mg SD)
蛋白結合(%)
データなし
平均血清半減期4(T1/2, 時間)
5~8
胆汁排泄5
データなし
脳脊髄液/血液6(%)
データなし
治療が可能になるだけの脳脊髄液移行性7
データなし
分布容積8(Vd)
データなし
AUC9(μg・時間/mL)
データなし
チトクロームP450相互作用
代謝:3A4
基質:PGP,OATP1B1
阻害:2C8,UGT1A1,OATP1B1,OATP1B3
Tmax10(時間)
3

†:日本にない剤形

  1. 注記のない場合は成人用製剤
  2. 健康な状態での吸収率
  3. 総薬剤量;遊離薬剤濃度を決定するには蛋白結合率で補正
      SD:単回投与後
      SS:複数回投与後の定常状態
  4. CrCl>80 mL/分と想定
  5. (胆汁中の最高濃度)÷(血清中の最高濃度)×100
  6. 炎症時における脳脊髄液濃度
  7. 薬剤投与量と微生物の感受性に基づく判定.脳脊髄液濃度は理想ではMICの10倍以上必要
  8. 分布容積(Vd):
      V/F:(Vd)÷(経口生物学的利用能)
      Vss:定常状態におけるVd
      Vss/F:(定常状態におけるVd)÷(経口生物学的利用能)
  9. AUC:血漿中濃度-時間曲線下面積 area under the drug concentration-time curve
  10. Tmax:薬剤投与後,血漿中濃度が最大になるまでの時間

5. 主要な薬物相互作用

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2017/05/02